3月3日の町会長会議終了後、
20人の町会長への報告として『神田警察通りの整備について』が、区・まちづくり推進部神田地域まちづくり課 加島課長により説明されました。(以下は要旨)
Ⅰ.神田警察通り全体の方向性
まちづくりの方針
①神田警察通りを自動車中心から人と賑わい中心の道路へと転換する。
②神田警察通り周辺の多様な賑わいをつなげる回遊動線を強化する。
③神田警察通りに人を惹きつけ波及効果をもたらす拠点を整備する。
④神田警察通り沿道の特色を活かした魅力ある市街地を形成する。
⑤神田警察通りを軸として多様なまちづくり活動を喚起し連携する。
Ⅱ.道路整備のガイドラインのポイント
神田警察通りのガイドライン
①緑豊かで、歩行者や自転車などが安全に居心地よく移動できる環境を整備する。(自転車専用道路の整備)
②まちを彩る地域活動や文化が花開く舞台として通りを活用する。
車線数を4車線から3車線に減少、駐車レーンを原則廃止するなどの整備を行い、人と賑わい中心の道路へと転換する。
(平成26~28年度にかけて整備予定)
説明終了後、質問、意見交換があり、斎藤は以下の意見を申し述べました。
「スポーツセンター避難所運営協議会委員長としては、この計画は防災の視点が欠落していると指摘する。関東大震災以降、幹線道路は避難道路、物資の輸送道路として拡幅してきた歴史がある。災害時、車は路肩へキーを付けたまま放置して避難することとなっている。
そもそも幅員22メートルの道路を、まちづくり課が沿道の賑わいを創出することを目的に計画を立てること自体誤っている。」
・幅員22メートルの道路は沿道の人々の生活道路ではありません。
警察や救急、消防の緊急自動車が通ります。早朝には建設資材を積んだ大型トラックが待機のために停車しています。宅配便業者のトラックも通ります。私たちも区役所からの帰りには通ります。
そういえば景気の良い時代には、駐車帯2車線、走行4車線でも渋滞していましたね。
・幹線道路の整備計画を立てるときは、今起きるかも知れない直下型地震、50年後100年後の人々の命を救う道路を整備するという視点は絶対に外すことは出来ないでしょう。
皆さんはどうお考えになりますか?
配布された資料は、町会事務所(町会長宅)にありますので、閲覧してください。
そしてご意見をお聞かせください。