神輿宮入から一週間が経過し、町会員の皆様を始め鎌倉町にご縁のある皆様にはお祭りのお疲れを癒やされていることかと存じます。
平成27年の神田祭は、晴天に恵まれ御遷座400年奉祝大祭として実施されました。
鎌倉町の総合力、皆様の格別のご支援ご協力により、事故も無く盛大なお祭りが出来ましたことを誇りに思い、厚く感謝申し上げます。
お祭りの三日間を振り返りますと、金曜日午後の千島権禰宜による神輿御霊入れに始まり、夕刻に神輿町内廻り宵宮を行い家内安全、商売繁盛を祈念いたしました。
土曜日午前は、豪華絢爛な神幸祭行列が町内を巡行、供奉員が同行し将門塚での神事の後、常盤橋で次の日本橋地区へと受け渡しをいたしました。(将門塚での神事終了後、神社より将門塚保存会会長に(鎌倉町相談役)平野徳子氏が就任されたと報告がありました)
土曜日午後は、例年以上に多くの子供達の参加による太鼓車・小御輿の町内巡行、大神輿隣町廻り、八町会合わせがありました。
日曜日は、中神田13ヶ町連合渡御に八番神輿として小御輿・大神輿で参加し、大観衆の中を統制の利いた、安定した、美しい神輿ぶりで鎌倉町らしい御遷座400年にふさわしい宮入が出来ました。
お祭りが終わって翌月曜日は、早朝より夜まで仕事を休んで集まった多くの方々により神酒所の解体、片付けを一日で済ませることが出来ました。
5月15日の例大祭(祈願祭)は祭典委員が出席。足洗いは、大休止場所を毎回提供いただくご縁から龍名館本店で16日に行いました。これを持ってお祭り終了といたします。
鎌倉町地域の絆により、お住まいの方々と地域にお勤めの方々が神田の大神様の下、心を一つに共に助け合い、支え合って素晴らしいお祭りが無事出来ましたことを厚く御礼申し上げます。
華やかなお祭りの陰で、裏方としてお仕事やご家族をなげうって、それぞれの持ち場でご奉仕いただいた多くの方々とそのご家族に神田明神のご加護がありますよう特に御祈念申し上げます。